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最強の自在戦士・平原康多が中心
京王閣競輪開設70周年記念(G3)「ゴールドカップレース」が19日に開幕する。関東が誇る最強オールラウンダー平原康多(37=埼玉)がV候補筆頭。寛仁親王牌を制した村上博幸、年末のKEIRINグランプリ(GP)への賞金争い真っただ中の郡司浩平も参戦する。また、地元G3初登場の新鋭・河合佑弥の活躍にも注目。都心からアクセス抜群の京王閣で、令和最初の優勝者を見届けよう。
層の厚い南関勢や村上博幸も強力
優勝争いの中心は前年覇者の平原だ。当然ながら自力でも十分争覇級。それに加え、今開催には地元の新鋭機動型・河合、同県の黒沢征治といった積極的な先行型がそろっている。前を任せれば気合の先行が見込めるだけに、展開面で有利になる。
南関勢は9月の共同通信社杯を制した郡司が登場する。寛仁親王牌を終え、GPへの賞金ランクは7位。8位の平原とは約100万円差の争いだ。郡司の小田原G3連覇に貢献した根田空史や和田健太郎、中村浩士もおり、層の厚さで打倒平原に挑む。
近畿勢を率いる村上には勢いがある。今大会直前の寛仁親王牌を制し、5年ぶりにG1タイトルを獲得。京王閣では通算100勝を達成しており、縁のあるバンクだ。練習仲間の山田久徳や追加の山本伸一らを目標に、G1決勝のV差し再現を狙う。
北日本からは山崎芳仁が登場。名古屋オールスターの1予を先行で突破するなど、自力足は健在だ。また、大槻寛徳は15年の京王閣日本選手権でG1で初めて決勝に立っている。豪華メンバーによる競演に注目だ。
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