今節は中部S級の顔だった竹内雄作(37=岐阜)がシリーズリーダーを務める。前検日は笑みが絶えず、余裕たっぷりという様子だったが「練習の疲れがあるし、まずは走ってみてから」と慎重な姿勢もうかがわせた。

徹底先行を代名詞に11年1月デビューから翌12年にS級昇格。16年9月にはG2共同通信社杯(富山)を制するなど、中部ラインをけん引してきた。この降級は24年後期の不振が響いたためだが、続く今年前期は主に逃げ切りで9勝を挙げ、来期(26年1~6月)のS級復帰を濃厚にするなどリズムを取り戻した。

通算393勝のほとんどをS級で積み重ねた実力を発揮するか。「まず周回数が(400バンクでは)S級の5周からA級では4周に減る。その1周の差がどう影響するか。しっかり態勢を整えて(残り2周の赤板に)いけるか。ただ、3日間1番車になるのはありがたい」。課題を整理しながら、同時に格上が得られるアドバンテージを生かしてスムーズに主導権。初日特選9Rから果敢に風を切っていく。