徹底先行で売り出し中の125期の新鋭・渡辺塁(22=新潟)が、着々とリズムを取り戻している。

今節は練習中の負傷から約1カ月半ぶりの実戦となり、特にレース勘に不安を抱えての前検入り。予選は逃げて快勝スタートでも「出切ってからのペース配分が駄目」と表情を曇らせたが、準決は突っ張り先行で制すと満面の笑みを見せた。「感じが良くなっている。あとは踏み直し」と、ポイントを簡潔に整理した。

決勝はタテ型で離れる心配がない北野良栄がガード役。果敢に逃げて押し切れば、7月函館に続く2節連続の完全Vになる。わずかに視界に入るS級特昇へ、夢を膨らませる。