奈良基(43=宮城)には頑張る理由がある。43歳の誕生日だった4月28日に青森県出身の父が倒れ、そのまま他界。「まだ75歳だし、急でした。2日前ぐらいに電話で元気に話していたのに…」と無念の表情を浮かべた。ちょうとお盆前に今開催のあっせんが入ったのも不思議な巡り合わせで「この後、家族や親戚が集合して、法事のようなことをするんです」と言う。予選は突っ張り先行で3着、準決は2角6番手からのまくりで2着と、連日の鬼気迫る走りで3月高松(5着)以来となる決勝進出を果たした。決勝も自分で戦い、17年10月川崎以来約7年10カ月ぶりの優勝を霊前に報告する。