1予7R・2着の星野洋輝の話が面白かった。共同会見で「(小堀敢太を)とらえられなかった?」の質問に「あれが差せないようではグランプリ(GP)の優勝は無理」と自嘲気味に笑った。
若手にありがちな軽さもありつつ、腹が座った感じが伝わった。
GPの件は「私がいるからサービストークなのかな?」と思い個別に話を聞いたが、話し方が全く変わることはなかった。「いやー、追い込みは難しいす。自分はダッシュがないから人のタイミングで付くのも大変だし、コース判断も難しい」と言いながらも、この戦法をやり抜く決意を感じた。
彼が追い込みに特化することは、今後の可能性につながると思っている。人には得手不得手があり、分かりやすいホームラン王を目指すより、星野の型を見つけることが大切だ。小堀のまくりを差せなかったのは「外に差し込んで脚力を消耗したから」ということのようなので、脚力アップは喫緊の課題だ。
デビュー時からヨコにセンスがあり、注目していた。最近は番手も多くなり、適材適所といった感じだ。これは練習だけでは得られない彼の財産。タテ足もヨコのさばきも練習すれば、ある程度までいけるが、それ以上を求めるなら個人の資質が重要な要素になる。彼のようにヨコができて覚悟ある選手を応援したい。
2予12Rは古性優作が人気になるだろう。しかし、熊本勢が先手を取れば、中団は佐藤一伸が取る。そこからは伸び勝負。古性に先着できれば、自信にもつながるはずだ。(日刊スポーツ評論家)























