坂口晃輔(36=三重)は初日特選12Rで、広島ライン町田太我の番手(大川龍二)にジカで競りにいくと宣言した。同じ三重の柴崎淳と別線を選択したが、その選択に至るまで長い時間を要した。

坂口は、高校の1年先輩でもある柴崎淳と別線になることを「お互いの勝機を見いだせるような形にしたかった」と説明した。そのために、まずは本線の分断が最優先と判断。実際、町田と大川はともに前節のG3(前橋、奈良)で好走している。町田は「大川さんと2人でいい結果に導けるように」と固い絆を口にした。

同様に前節の函館G3で決勝に乗った菊池岳仁の後ろも空いていたが、そこは選ばなかった。坂口としては、柴崎と自らにも勝機が訪れる手段を模索した結果である。「淳さんが僕の後ろでというのも、おかしな話ですから。この決断は、お互い納得の上です。仲が悪いわけじゃないですからね」と円満を強調する。

信頼関係があるからこそ、発展的な別線選択。初日特選の注目度は、にわかに高まってきた。