優勝戦は井口佳典(47=三重)が、4カドを奪い混戦の1Mをまくり差しで抜け出した。今年2度目、G117度目、通算が87度目、東海地区選は17年の62回大会(津)以来3度目のVをつかんだ。波乱の結末となり、3連単は1万6860円。

進入は152・436の3対3。井口はピット離れで4カドを奪ったのが大きかった。「節間を通して、ピット離れがいい感じで菊地(孝平)選手が下がっていたのも感じていて、入れるかなと思っていました」と、してやったりの表情を見せた。中団から笠原が先攻め。内はやや抵抗する形になり、絶好の差し場を見逃さなかった。「エンジンの仕上がりは完璧でした。展開に恵まれましたね」と、笑顔をこぼした。

表彰式では多くのファンを前に「どんなもんじゃい!」と、アピール。拍手喝采を浴びた。このVで3月SGクラシック(若松)の出場権を手にした。「今年は優出こそ増えていて、調子は上がっているけど、勝ち切れていませんでした。若松なのは意識をしていました。1月の一般戦で大敗(優勝戦・6着)をしていて、そのリベンジをしたかった」と、きっぱり。大舞台での井口の逆襲が始まる。次走は16日から21日までびわこ一般戦に出走予定。