元中日監督の落合博満氏が、浜名湖ボートでトークショーを行った。会場は満員御礼。中日のユニホーム着用、帽子をかぶったファンも多く見られ、立ち見客が会場を埋め尽くすほどの盛況だった。
自身の現役時代、監督時代のエピソード、チームワーク論など、豊富な話題にファンは引き込まれた。3年連続40号を達成したドジャース大谷翔平投手について、独自の見解も披露した。
「彼はおそらく、24時間野球で回している。ゲームにいくために、最低限、何をしなきゃいけないのか、自分の中でチェックポイントを持っていて、私生活でどういう生活をしたら野球にプラスになるのかを考えている」とした上で、「でも、あの打ち方だけは、まねてもらいたくはない」と語った。
MCがまねてもらいたくはない? と聞き直すと、落合氏は「あの打ち方は特殊です。下からバットを振り上げている。数字を挙げている選手を、子どもたちはまねしたがるけど、絶対にまねしちゃいけない。彼だからできるのであって、誰しもができると思ったら大間違いです」と言い切った。
監督目線での「大谷攻略法」を問われると、投手目線に立ち、独自の攻め方を解説した。
「右投げ左打ちでしょ。インサイドのひざ元の変化球はボールが消えるんです。これは右打者が右で打つインサイドと、左打者が左で打つインサイドとの違い。作られた左打者は、インサイドひざ元の球が視界から消えちゃう。もし攻めるなら、そこをうまく攻めないといけない。だから、彼は打席に入っていても、インサイドのストライク、たまに逃げることあるでしょ。見えていない。これはそういう理屈なんです。右利きが左打者になると、インサイドのひざ元は死角になりますから」。会場は静まり返り、落合氏の話に聞き入っていた。





















