栗本武典(30=千葉)は、やや疲れた表情で検車場に姿を見せた。

前日の19日に東京駅から新幹線で青森を目指したが「シルバーウィークであることを全く忘れていて…。(新幹線の)座席がなかったんですよ」。いったん、千葉に戻って当日入りすることも考えたが「翌日(20日)もすべて埋まっていて、どうすることもできなかった」と、全車指定席の新幹線が満席になった際に臨時で発売される「立席特急券」の購入を決断。約3時間20分、デッキに立ったまま新青森駅に到着し「デッキにも人が多くて、立つスペースも狭かった」と苦労を重ねた。

その後、疲れた体を癒やそうと青森市内で整体やマッサージを受けようとしたが「何カ所か探して足を運びましたが、すべて営業が終了していて、もう散々でしたね」と振り返る。

予選10Rは唯一3車となる南関勢の先頭を走る。ここはラインで確定板を決め、一気に疲れを吹き飛ばす。