日本サッカー協会が18日、都内で会見を開き、ワールドカップ・ロシア大会壮行試合ガーナ戦(30日・日産ス)の日本代表メンバー27人を発表した。

 西野朗監督(63)は、香川真司(29=ドルトムント)と本田圭佑(31=パチューカ)を選考した理由について聞かれ「彼らのトップパフォーマンスは、まさに代表の中で積み上げられた。チームに対する中心選手でありました」と評価した。

 一方で、本田について「ただ、本田に関しても、やはりステージが中南米での、また違ったコンディションの中でやれていること、代表の部分でゲームに対するパフォーマンスのところのチェックもしたい」と言及。メキシコリーグで10得点を記録するなど活躍したことは認めつつも、約半年ぶりに先発した3月27日のウクライナ戦では、守備に追われてシュートを1本も打てないなど、代表でいまひとつの本田の状態を慎重に見る考えを示唆した。

 その上で、「彼らのプレーは代表チームに欠かせない…プレーを見せてくれる。チームに戻ってきて欲しい」と本田と香川の復調を切に望んだ。【村上幸将】