日本は1分け2敗のB組最下位で、大会を終えた。カタール戦は前半終了間際にボランチのMF田中碧(川崎F)がレッドカードを受けて退場。10人での戦いを余儀なくされたが後半は3バックから4バックに変更。同28分にFW小川航基(磐田)の右足ミドル弾が決まって先制したが、直後にPKを献上して追いつかれた。

試合後、森保一監督の主なコメントは以下の通り。

-引き分けという結果について

森保監督 前半は多くのチャンスをつくって、選手たちが積極的に攻めようという姿勢、戦いをしっかりとやっていこうというところ、勝つための姿勢を出してくれたと思います。前半の終わりに1人少なくなって、後半の戦い方で選手たちがそこでも意地を見せて勝とうというところ、1人少なくてもみんなでカバーして最後まで戦って勝とうというところ、先制点を奪って最後まで戦い抜いてくれたことは、選手たちの今後につながるかなと思います。応援してくださった方々には残念ながら勝利をお届けできなかったですけど、この苦しい戦いの中、必死に勝利をお届けしたい、最後まで粘り強く戦い抜くところをお見せしたいというところを選手たちが表現してくれたと思います。

-東京五輪でメダルを目指す中、3試合アジアで戦って1勝もできなかった現実について

森保監督 そこはしっかりと反省しなければいけないところだと思う。私も含めてみんなでこの大会を反省して、もう過去は変えられないので、ここからチームの成長、選手が成長してくれるために、この大会の経験を生かしたいと思います。

-ここから五輪まで時間がない。メンバー選考、オーバーエージも含めてどうチームを作っていきたいか

森保監督 時間が限られているのは最初から分かっていること。その都度その都度のベストを尽くして活動を続ければ、必ず最後の大きな成果につながると思ってやっています。今回は残念な結果に終わりましたけど、最後に結果を出せるように、しっかり積み上げていきたい。