日本代表の森保一監督(58)が、ガンバ大阪-京都サンガF.C.の視察でパナソニックスタジアム吹田を訪れた。

京都が終了間際に追い付く劇的な展開に「両チームともアグレッシブな部分が伝わってきて、勝利や局面の戦いにこだわっていくところが、サポーターのみなさんにも伝わった、良い試合かなと思います」と感想を語った。

G大阪サポーターの熱い応援には「(GKが)退場になったシーンから、ガンバサポーターがさらにボルテージを上げて選手を鼓舞して、追加点につながるような雰囲気づくりをしているところには、ちょっとしびれました」と続けた。

欧州組ではFW上田綺世(28=リール)が13日の試合で足底筋膜断裂で離脱したと報じられているが、指揮官には、まだ詳しい状況が伝わってきていないと説明。「報道で出ているような情報はいただいていない」と言い「全治(期間)がどれぐらいかという報告も受けていない」とした。けがの詳しい状況を待っているところだという。

11月にブラジル代表、パラグアイ代表と対戦するシンガポール遠征を前にFWに負傷者が出た中で、A代表未選出のストライカーへの期待も口にした。記者からドイツ2部で今季3得点を決め、18日には1ゴール1アシストと結果を出しているFW福田師王(22=カールスルーエ)の現状について問われ「同年代の選手の中でも非常にいい活躍をしているし、代表に入ってこられるだけの力を付けてきていると思う。いわゆる常連組に比べると、まだまだ力を付けてもらいたいところはある。(今は)ドイツ2部で5大リーグの1部に上げてもらいたいとも思うが(ドイツ2部ウォルフスブルクの)塩貝(健人)を招集しているのであれば、彼(福田)の方が試合に出ているし、結果も出しているので、招集できるだけのところにある」と高く評価した。

「招集はしていないけど、常に彼のことも追っている。ボルシアMGでなかなか力を発揮できず、カールスルーエでコンスタントに試合に出て、得点も決めているところは見ている。攻撃だけではなくて、守備の部分もインテンシティー(強度)高くチームに貢献できるところも上がってきている」とも話し、成長を続けている22歳に関する興味を示した。

シンガポール遠征の招集人数については「当初は26人で、と考えていたが、増やそうと思っている」と明かした。9~10月の4連戦同様、新戦力が招集される可能性も示唆した。【永田淳】