セレッソ大阪の元日本代表MF香川真司(36)が、弟分の勇姿を国立競技場で応援する運びになった。

13日開幕の陸上世界選手権東京大会。男子100メートルで3大会連続入賞を目指すのが日本のエース、サニブラウン・ハキーム(26=東レ)。2人は10年以上前から、兄弟のような関係を築いてきた。

香川は6日、大阪市の舞洲グラウンドで行われた練習試合に出場後、取材に応じて「もちろん、頑張ってほしい。彼がやってきたことを信じて、僕は見守るだけなんで。(日程が合えば)決勝は行きたいな、と思っています。楽しみにしています」と明言した。

男子100メートル予選が実施される13日夜、C大阪はほぼ同じ時間帯にアウェー福岡戦に臨む。香川の先発出場も確実だ。

だが、翌14日夜の準決勝、決勝は、C大阪は軽い調整やオフなど、自由の効く日程になる可能性が高い。香川はサニブラウンのため、国立の観客席から声援を送ることができる。

2人は同じマネジメント会社所属ではあるが、かつてサッカー少年だったサニブラウンは、東京・城西高時代から香川にあこがれていた。

香川がマンチェスターUからドルトムントに復帰した際、サニブラウンがドイツまで応援に駆けつけたこともあった。23年8月、サニブラウンがC大阪の練習場を訪れ、香川の近くで自主練習したこともあった。

年齢は10学年違うが、世界と戦うアスリートとしてリスペクトし合い、意気投合してきた2人。14日の夜は、香川が全身全霊で弟分を応援することになる。