長友佑都の一問一答は以下の通り。

-優勝しました。

長友 去年も優勝しましたけど、また違ううれしさがありますね。非常にうれしいです。中から熱いものがこみ上げてきましたね。1年間長かったという意味で。ケガもありましたけど、たくさんの人のサポートがあって、チームに帰ってきた時に非常にコンディションがいい状態で帰ってこれたんで。本当にサポートしてくれたみなさんに感謝したいですね。

-長男と一緒にこうやって祝えるのは格別ですね。

長友 家族のささえがあって、今の自分がいるんで、とにかく感謝でいっぱいです。息子もはじめて、入場のシーンから一緒に入場して、今日は絶対勝ってプレゼントしたいという思いがあったんで。みんなに感謝したいです。

-優勝できたという要因は? 途中ケガなどの離脱で困難な時期がありました。

長友 首位と8ポイントの差が開いていた中で、本当に難しい状態でしたけど、とにかく、もうあきらめないということですね。チャンピオンズリーグをみなさんも見た通り、本当にあきらめないチームが最終的に残っていくと思うんで。フットボールは本当に怖いな、と。勝利の女神さまは、僕らにほほ笑んでくれたんで。あきらめない気持ちが、あらためて大事だと思いました。

-前半、すごい雰囲気でした。先制されました。

長友 先制されるというのは、構想には入れてないとパニックに陥ってしまうんで、試合前から失点しても冷静に戦うということを、僕自身もチームも入ってたんで。メンタルを崩すことはなかったです。

-こんな歓声の中で戦ったのは初めてなのでは?

長友 これは、このスタジアムに来ないと感じられない。この圧力。熱量というのは、本当にすごいなと。ガラタサライ、すごいなと、あらためて思いました。

-ピッチで感じる熱量とは?ほかの選手はベンチも含めて熱くなっていました。

長友 僕自身は冷静に戦えてましたね。これまでの経験もありますし。日本代表のW杯の経験も、こういうところで生きてくるんだなと、改めて感じました。

-トルコ人は熱い?

長友 いやー、すごいですよね。人生の中にガラタサライがあるんで。ここまでの熱量を出せるというのは、ありえないですね。

(オルムシュ由香通信員)