藤井聡太

竜王戦決勝トーナメント1回戦で増田四段を破り29連勝とし将棋の駒で作られた「29」を手にガッツポーズする藤井四段
竜王戦決勝トーナメント1回戦で増田四段を破り29連勝とし将棋の駒で作られた「29」を手にガッツポーズする藤井四段

14歳5カ月、史上最年少で公式戦デビューを飾った藤井は連勝記録を「29」に伸ばし、歴代最多連勝記録を達成した。不滅と言われた大記録を14歳の中学生が打ち立てたことに羽生善治は「新しい時代の到来」と讃えた。記録がかかった竜王戦決勝トーナメント1回戦は、将棋界で2人しかいない10代同士の戦いとなった。対局後「自分でも想像もできなかった。喜び、非常に驚いております」と語り、印象に残る対局を聞かれ、デビュー戦で勝利した加藤一二三九段との戦いを振り返った。「加藤先生との対局が印象深い。迫力ある闘志を盤の前で体感できたのは貴重な経験だった」と。〝神武以来の天才〟以来の天才か。(^o^)

<将棋・2017年6月27日掲載>