どーもです。本間ゴルフの最新モデル「T//WORLD GS」シリーズですが、今日紹介するのはFWです。ドライバーはマジストレート＆ぶっ飛びで驚愕のモデルでしたが、そうなるとこのFWにも期待しちゃうのがゴルファーの性ですよねｗ　もちろん、その期待に応えてくれるモデルでした!!　というわけで、早速いってみましょう。

まずは見た目から。

FWのソールにも「クランクスリット」が採用されていました。

フェースは基本ちょうどいい感じですが、トップライン中央部が盛り上がっているのでセミディープに見えました。

ボディはシャローですね。クランクスリットの存在感がすごい!!

後ろ姿です。

構えてみるとこんな感じ。ドライバーがそのまま小さくなった印象で、ある意味シリーズとしての統一感があると思います。

今回試打したのは、オリジナルカーボンシャフト「SPEEDTUNED48」Sフレックス装着モデルの3W。スペックは、ロフト角15度、ライ角57.5度、長さ43インチ、総重量307g、バランスD1.5。ヘッド体積188cm3。シャフトスペックは、重量51g、トルク5.7、先中調子。

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用2ピースボール使用です。

持ってみた感覚ですが、重量的にはやや軽め。グリップも気持ち細めでした。シャフトを手でしならせてみると、これもSフレックスにしてはやや柔らかめなイメージ。しなりポイントですが、ドライバーとはちょっと変わって、真ん中よりもちょっと先辺りでした。ワッグルしてみると、ドライバー同様手元から全体が動くイメージで、素振りしてみてもムチのようにしなるイメージでした。

実際に打ってみると、音はノーマル!!　ドライバーのような大きな響きはなかったです。でも、その弾道はドライバーと何ら遜色がありません。見た目もちょっとしたドライバーのような弾道で、奥のネット230ｙ表示付近に着弾していました。ドライバーよりも若干つかまりがいいような印象もありましたが、それでも曲がり幅は少ないですね。とにかく打ちやすく、その上で飛距離も期待できそうなFW。このFWのぜひ1度打ってみてください!!

スカイトラックの弾道データはこんな感じで

その各球データはこちら。

【3球平均】

HS41.8m/s、初速59.9m/s、打ち出し角16.7度、バックスピン量2980.1rpm、サイドスピン-423.5rpm、飛距離236.8ｙ

【ベスト】

HS42.0m/s、初速61.0m/s、打ち出し角16.0度、バックスピン量3299.4rpm、サイドスピン-474.6rpm、飛距離238.4ｙ

打感は弾き系寄りのソリッド系。気持ち弾き感が勝っているけど、弾き系とまでは言えない微妙なところです。音は高音系。

弾道はこんな感じで

そのスカイトラックデータはこちら。

弾道的には、文句なしの高弾道。ちょっとしたドライバーとなんら遜色のない感じの弾道は、感動すら覚えます。スピン量はある程度確保された感じかな。でも、3000rpmオーバーで235ｙオーバーって、実は結構レアケースだったりします。その秘密はどうやら初速の速さにありそうです。FWで60m/s超え！　ボクではなかなかない初速でした。

出球傾向は、ボクのスイングで、ほぼストレート。でもイメージ的にはドライバーよりもつかまりがいい感じだったかな。でも曲がりは少なめ！　これ、重要ポイント!!

シャフトフィーリングは、基本的にドライバーとほぼ同じ。シャフト全体がムチのようにしなるイメージでした。ちょっとだけ違うと感じたのはヘッドの走り具合。FWのほうがより走るようなイメージでした。

今回ボクが試打した限りでは、このスペックでHS40～42m/s辺りにオススメ。このFWもどんなプレーヤーも受け入れてくれる間口の広さを感じましたが、ドライバーよりはややつかまりがいい感じもありました。とはいえ、ボクレベルのプチヒッターなら、問題なしって感じかな。まあ、とにかくドライバー然とした弾道を味わえるFWで、なんならドライバー代わりでもいんじゃないかなって思わせるほどでした。念のため打った直打ちも球が上がりやすく、飛距離的にもいい結果で、なおさら「ドライバーいらないじゃん!?」なんて思ってしまいましたｗ

永井花奈VS山内鈴蘭のマッチプレー3H目です。ぜひ、ご覧くださ～い!!