どーもです。今月の筒氏のコラムはボク自身、非常に身につまされるのもがありました。その筆頭がボール選び。ボールの打ち比べをしたことがないということを差し引いても、各モデルの個性や差を感じにくいと思っています。さすがに、「硬い」「軟らかい」は分かるけど、「スピン量」「打ち出し角」などスイングが関わってくると、ボクレベルでは「スイングが悪い」と思っちゃいますから…。また、以前は自分の中で得意距離だと思っていた100yも、今ではズダボロ状態ですしね。真面目に、クラブセッティングを見直した方がいいのかなって。長いことをこのブログをやっていて、ドライバー&パターは結構変えているけど、FW&UT&アイアンはもう、随分長いこと変えていません。そろそろ…!? そんな気持ちにさせてくれる内容の筒氏のコラム「これってギアで解決?それともレッスン?」をお楽しみ下さい。
■飛距離アップの伸び代は「ドライバー以外」にもある!?
今月は「これってギアで解決?それともとレッスン?」らしいテーマでお話ししようと思います。皆さんは、フェアウエーウッドやユーティリティ&アイアン等の「セカンドショットクラブ」を何年くらい使っていますか? どのくらい練習していますか? 最新ドライバー&シャフトは今年も注目モデルが目白押しですが、特にアマチュアにとって「飛距離アップ」は、セカンドショットで、どれくらいグリーンが狙いやすいのか?を考えても良いのではと、僕は思っています。
例えばパー4のセカンドショットで、「今までより短い番手で乗せられるようになった」や、パー5の3打目が「グリーン周りからアプローチできるようになった」ならティーショット&セカンドショットの「合計飛距離」アップ効果があったと考えても良いのでは? つまり「セカンドショットクラブ」の飛距離と精度が向上すれば「実質アップ」プレーができると僕は考えています。
■「価格が高いor 安い」よりも「自分にとってベストまたはベター」なボール選びから
「どんなボールを使うべきか?」。皆さんの中でも議論のテーマになることがあるかも知れませんが、現在発売されているボールの中で「飛ばないロストボール」はあっても、価格に関係なく「飛ばない新品ボール」は無いと言って良いでしょう。さまざまなメーカーのブランドや価格帯で、「飛ぶけどスピンがかからない」から「飛んでスピンが入る」性能の幅の中で「ゴルファーの好みとイメージ」の好きな打感や状況に合ったスピンが得られるモデルが見つかれば理想です。
「ゴルファーあるある」として、調子やスコアが良かった日に使っていたボールは「好きになってしまう」傾向がありますが、購入を続けられるボールが決まらないと、「セカンドショットクラブ」の飛距離や弾道の目安イメージが固まらなくなってしまうのでご注意下さい。同じクラブで「同じ感触のナイスショット」を打っても、スイングではとても調整できないほどモデルによって「ボール性能の違い」でスピン量や打出角が、数字でハッキリと結果に現れてしまうのが「重要ギア」ボールです。
■近年「セカンドショットクラブ」は豊作ですが
実際のところ、多くのゴルファーが「なかなか替えられない」のがセカンドショットクラブ。個人的には「近年のモデルは豊作」と思うほど、各社のフェアウエーウッドやユーティリティ&アイアンは名器候補が目白押し。それなのに購入に踏み出せない主な理由は、「やっぱり」購入してからコースで打ってみないと実感しづらいことと、振り心地&使い勝手の良い「シャフト&スペック」を決めきれないことにあるのではと思います。僕の場合はと言うと、レンジの試打では、「ヘッド性能」は(打ち出し角の)高さや初速性能&打感や打音に絞って「好きか嫌いか?」に集中し、「シャフト」はコースでスイングする「自分の力感&タイミング」を想像しながら「カスタム&リシャフトありき」で購入モデルを決めています。
一言でいうとシャフト&スペックは、「インパクトまで連れくるためのもの」、ヘッドは「インパクトした結果を出してくれるもの」と分けて考えています。とはいっても、ヘッドとシャフト&グリップは繋がっているので「妄想レベル」ですが、答え合わせとしてヘッド&シャフト計測もしています。
■フェアウエーウッド&ユーティリティは「ダウンブロー」、飛び系アイアンは「アッパーブロー」になりやすい!?
意外に思うかも知れませんが、クラブ特性とアマチュア実際の結果を見る限り、フェアウエーウッド&ユーティリティは「ダウンブローになりやすく」、飛び系アイアンは「アッパーブローになりやすい」傾向が非常に多くみられます。その主な理由は「FP(フェースプログレッション)」。「オフセット」つまりグースネックのモデルが多い飛び系アイアンは、シャフト軸よりも後方にフェースがあるため、実は過剰にハンドファーストインパクトを意識しなくても良いのですが、軽くて長い飛び系アイアンほどクラブの最下点を過ぎたインパクトをしてしまい「つかまりが良い」代わりにダフリやすい傾向があります。
一方フェアウエーウッド&ユーティリティは、「FP(フェースプログレッション)」が大きい「出っ刃」ヘッド。皆さんが思っているよりもクラブの軌道が最下点を迎える前にフェースがボールに当たりやすく、「待ちチョロ」などのトップや「フェースが開き」プッシュアウトやスライスが出やすい傾向が特にアマチュアに多くみられます。
具体的な解決策としては、アイアンでは大げさに「ボール位置を右」や「ハン
ドファースト」にアドレスしないことと、フェアウエーウッド&ユーティリティは「ダフリを恐れず」、クラブの機能を信じて「ボールのちょっと手前から」地面にソールが滑るつもりを持つことです。要は「アイアンはトップしても良い」「フェアウエーウッド&ユーティリティは少しダフっても良い」と考えることに慣れておくことです。
クラブメーカーは、「大げさなスイング」をしなくても、クラブなりの弾道結果になるように設計しています。なので、とにかくクラブに「逆らわない」扱い方ができるのが理想。とはいっても、「そこが難しい」のですが!
文・構成/猿場トール
■筒康博 スイング・ギア両面から計測&解析をいかし、プロアマ問わず8万人以上のゴルファーにアドバイス。人気「インドアゴルフレンジKz亀戸店」ヘッドティーチャーを務めるかたわら、さまざまなメディアに連載中。WEB マガジン&コミニュティ「FITTING」の他、FM ラジオ番組内ではコーナーも担当し出演している。







