ゴルフの日本女子オープン選手権でアマチュアとして史上初の優勝を果たした17歳の畑岡奈紗(茨城・ルネサンス高)が5日、次戦のスタンレー・レディースの会場となる静岡県東名CCで練習ラウンドを行い「アップダウンがあってタフなコース。ラフに入れると難しい」と警戒した。来週早々にもプロ入り宣言する意向とあって「最後まで精いっぱいやるだけです」と全力投球を誓った。

 7日の第1ラウンドは賞金ランキング1位のイ・ボミ(韓国)、同3位の笠りつ子と同組。注目されてギャラリーも多くなる。畑岡は「緊張するけど、うれしい。トップの2人。すごく勉強になると思う」と謙虚に話した一方、「いつもの感じでやれる。調子は悪くない」と自信も示した。

 前日、師匠の中嶋常幸プロから「強い選手は優勝の翌週も強い」と電話があったという。「その言葉通りにできるように頑張りたい」と力強く話し、初のアマチュア2週連続優勝に挑む。