新婚ホヤホヤのテレサ・ルー(29=台湾)が、大逆転で今季初優勝を飾った。

 3番パー3でホールインワンを達成。勢いに乗り、スタート時点で4打のリードを許していた首位の申ジエをとらえ、一気に突き放した。この日は4アンダーの68でホールアウト。通算11アンダーとし、終わってみれば2位に2打差をつけて頂点に立った。

 「夢みたい。奇跡が起きました。(申ジエに)勝てるとは思わなかった。(スタート前は)たくさんバーディーを取れるように考えていて、ホールインワンをした時にチャンスが来たと思った」

 今年1月に6歳上の武山孝人さんと結婚。この日も会場を訪れていたが、優勝報告をしないまま「もう帰っちゃった」と言って笑った。テレサは「結婚をして成績が悪くなるパターンが多い。優勝したい、優勝したいと、開幕戦から焦っていた。今週も焦ったら良くない。とにかく、それは忘れて、集中しようと思った。ホールインワンがなければ、優勝できていなかったかも知れない」と話した。

 会見ではしっかりした口調で日本語で受け答えをした。結婚後は日本の新聞を読むようにもなった。「経済のことや、豊洲(市場)の問題も読んでいます」と明かした。「自分1人の旅」と表現するツアーの日々で、結婚後は「相談できる相手ができた」という。公私ともに充実したテレサが、桜満開の兵庫で最高の笑顔を見せた。