史上8人目の大会連覇を狙う安田祐香(17=兵庫・滝川二高)は、首位と2打差の3位に浮上した。

 雨が降りしきる中、前半だけで11番、15番、18番と3つのバーディーを奪った。後半は5番でボギーをたたいたものの、大崩れすることなく、3バーディー、2ボギーの71で回り、通算1オーバーで優勝圏内に入った。雨脚が強まる場面でも「そこまで気にせずにやれた。雨で変に力が入らなかったのがいい結果につながった」と悪条件をはねのけた。

 19日深夜に行われたサッカーワールドカップ日本-コロンビア戦は、1-0とリードした場面から視聴したが「自分のことに集中しました」と我慢して翌朝に備えた。後半40分から出場した日本代表の岡崎慎司(32)は、滝川二の大先輩。プレーは見られなかったが、今後の試合に向けて「ゴールを決めてほしい」と声を弾ませ、刺激を受けていた。