42位で出た野村敏京(27)が、3バーディー、4ボギーの72で回り、通算イーブンの142、58位で今季初の予選通過を決めた。

インスタートの前半は13、15、16番でボギーをたたき、一時は3つスコアを落としたが、17番パー5で最初のバーディーを奪って折り返し。3番パー4で1・5メートル、6番パー3で5メートルのバーディーパットを沈め、この日イーブンに戻したが、直後の7番パー5でボギー。ラフからの第3打をミスし、グリーンには大きく届かず、4オン2パットとし、この日はスコアを1つ落としてホールアウトした。

「ボギーから始まって、連続ボギーがあって、前半はオーバーパーで終わって…。でも、結局は1オーバーだった。ショットがあまり良くない」と、スコアには一定の満足感を示しつつ、内容には物足りなさそうな表情で語った。第3日以降に向けては「2日間の足りない部分を。集中しながら頑張っていきます」と、課題のショットなどを修正し、上位進出を目指すつもりだ。

河本結は、1バーディー、5ボギー、1ダブルボギーの77と大きく崩してホールアウトし、通算3オーバーの145、103位で予選落ちした。山口すず夏は1バーディー、6ボギーの76で回り、通算7オーバーの149、130位で予選落ちした。リディア・コ(ニュージーランド)が、通算13アンダー、129で首位に立った。