ツアー未勝利で37歳の中西直人が9バーディーの63をマークして首位に立った。1打差2位は藤本佳則。65の古川龍之介と中島邦宏が3位に並んだ。昨年大会覇者の小西たかのりは69の36位。女子の青木瀬令奈が5バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの71で71位となり、日本の男子ツアー出場の女子で史上初めてアンダーパーを記録した。

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主催者推薦で出場した青木瀬令奈が記録を打ち立てた。前半に5バーディーを奪い、女子で初めてアンダーパーをマーク。後半にスコアを落とし「意識は全くなかった。率直に悔しいという方が多い。もったいないボギーがあった」と満足していなかった。

国内女子ツアー5勝の技が光った。パー4の3番で1・5メートルのパットを沈めて最初のバーディーを奪うと、4番も第2打をピン手前2メートルの狭いエリアに付けて、連続バーディー。男子特有のペースの速さも「考えすぎていたところもあった。逆に良かった」と意に介さずに対応した。

昨季のドライバー飛距離は90位で、飛ぶ方ではない。当初は出場をためらったが「練習するより何か得るものがたくさんあった方がいい」と決断。同組でプレーした親交のある宮里優に「すごすぎて、逆に引っ張ってもらって申し訳ない」と言わしめた。

キャディーを務めた成田美寿々にも「背中を押してくれた」と感謝した。初の男子ツアーで「今後に生かせるものがたくさんあった」と、感じたものを成長につなげる。