小林芳子さん「根気強く努力したからこそ…」りくりゅうへの感謝とねぎらい

フィギュアスケート・ペアでミラノ・コルティナ五輪金メダルの「りくりゅう」こと三浦璃来(24)木原龍一(33)組(木下グループ)が28日、都内で現役引退会見を開きました。

日本連盟で2011年からペア強化に携わってきた小林芳子さん(70=現強化副部長)は、競技人生に区切りをつけた2人に感謝とねぎらいの言葉を寄せました。

フィギュア





現役引退会見で花束を手に笑顔を見せる三浦璃来(左)と木原龍一(撮影・増田悦実)

現役引退会見で花束を手に笑顔を見せる三浦璃来(左)と木原龍一(撮影・増田悦実)


「自分たちで終わりを…」


りくりゅうを長年見守ってきた小林さんは「本当にお疲れさま」とねぎらった。

五輪金メダルを花道に現役引退。引退会見も会場で見守った。

「夢をかなえて、最高の形で終わる。自分たちで競技人生の終わりを決められるのは、とても幸せなことだと思います」と決断に思いをはせた。



「龍一、靴を履け」初滑りで高く上がったツイストリフト


特に心に残るのは、2人が初めて一緒に滑った19年6月。愛知・中京大のリンクでペアのトライアルが開催されていた時のことだ。

当時の木原は邦和みなとスポーツ&カルチャーでアルバイトをしており、パートナーも不在。小林さんが「手伝いに来て」と声をかけ、トライアルのサポートを買って出てくれた。

3日間の全日程を終えて、木原がリンクを出ようとした時。自動ドアの前で「龍一、靴を履け」と呼び止める人がいた。

本文残り83% (2297文字/2767文字)

岐阜県不破郡垂井町出身。2022年4月入社。同年夏の高校野球取材では西東京を担当。同年10月からスポーツ部(野球以外の担当)所属。
中学時代は軟式野球部で“ショート”を守ったが、高校では演劇部という異色の経歴。大学時代に結成したカーリングチームでは“セカンド”を務めるも、ドローショットに難がある。