米女子ツアーの今年メジャー第2戦、全米女子オープンがいよいよ開幕する。国内ツアー7勝で、自らも全米女子オープンに出場した経験を持つ佐伯三貴氏(36)が大会を展望した。
今回の全米は、コースが難しいと言われますが、問題は選手たちがどういう気持ちで臨むかだと思います。あまり難しい、難しいと思い込むと、コースがより難しくなってより苦しくなります。みんな条件は同じです。私も09年と13年に2回出ていますが、コースも難しかったけど、それは全部ではない。取れるホールもあるので、そこでしっかり取ることです。少ないチャンスを頑張ってものにする、ぐらいの気持ちで臨むことです。
このようなコースで大事なことはダブルボギーを打たないことです。ナイスボギーもたくさん必要になります。無理してダブルボギーやトリプルボギーにならないように、攻めるところと守るところのメリハリが必要になります。失敗を引きずらず、バーディーより、しっかりパーを取っていくマネジメントが必要です。
米国のメジャーは、すばらしいコースがたくさんあります。日本のツアーよりスコアの出るコースもあれば、全然出ないコースもあります。コースの芝やグリーンで、日本ではあり得ないようなトラップが待っている。その中で日本人が戦い、誰がスコアを出してくるか。
日本からは11人が出場しますが、前週優勝した勝みなみ(22=明治安田生命)は、自分の中でモチベーションもあり、自信もあるので全米でも期待できると思います。初めて出る選手も多いので、この中で誰が活躍するのか注目しています。松山がマスターズで優勝したことで、女子の中でメジャー優勝者が出てもおかしくない状況になったと思います。渋野日向子(22=サントリー)は五輪出場権もかかる大会になりますが、目の前の試合に集中すること。自分に変にプレッシャーをかけると空回りするので、最終的に選ばれたらいいな、ぐらいの気持ちで臨んで欲しいと思います。

