伊沢利光(53)が5アンダー、67で回り首位に立ち、19年福岡シニアオープン以来の2勝目に好発進した。前半は2、3番で連続バーディーを奪うなど2アンダー。後半も安定したゴルフを見せた。田村尚之(57)も最終18番のバーディーで67とし、首位に並んだ。ファンケル・クラシックは2年ぶりの開催で、無観客で実施された。大会は3日間で争われる。

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最終18番。伊沢は余裕を持って、池越えとなる残り230ヤードの第2打に臨んだ。「これまでイーグル狙いで何度も失敗しているからね。真っすぐか、少し右でもいい。長いパットが残っても2打で沈めればいいと。そういう気持ちで打ちました」。狙い通りグリーン右につけ、寄せてワンパットでバーディーを奪った。

その前の17番でミスショットをしていた。6番アイアンでのティーショット。「左に外すのがイヤで右に逃げてしまい、納得できないショットになってしまった。気持ちよく振って曲がったならいいんだけど、気持ちが負けてしまった。ちょっと反省だね」。パーでしのいだものの、1打の反省を強調したのは、それ以外が好感触だった証しでもある。「プライベートやチャリティーも含めて、自分のゴルフがいい実感がある。残り2日、自分に期待したい。優勝できるとね」。2年ぶりの優勝へ手ごたえを感じていた。

○…田村が最終18番で首位に並んだ。「ボクはパッティング次第なんですよ。今日は迷いなく打てた」。例年ついてもらっていたハウスキャディーが退職していたが「お願いして来てもらったんです。これがよかった」。会社員のアマゴルファーから49歳でプロに転向し、16年富士フイルムシニアで初優勝を果たしている。それ以来の優勝に向け「まだ2日ある。キャディーさんの言う通りにやるだけです」と意気込んでいた。

▽2戦連続優勝を狙う深堀は2アンダーで9位タイ 「そんなによくない中で、無理をしないよう気を付けた。もう少しパッティングでリズムをつけたかった」

【第1日成績】(1)伊沢利光、田村尚之=以上67(3)水巻善典68(4)富永浩、崎山武志、山添昌良、堤隆志、寺西明=以上69 ▼以下主な選手 (9)加瀬秀樹、羽川豊、深堀圭一郎=以上70(28)高橋勝成72(48)倉本昌弘74(62)室田淳、中嶋常幸=以上76