国内男子ゴルフツアーの今季賞金シード選手が決まるカシオワールドオープンは25日、高知・Kochi黒潮CC(7335ヤード、パー72)で開幕する。今月初旬のアジア・パシフィックアマチュア選手権に優勝し、来春のマスターズ切符を手にした中島啓太(21=日体大)が凱旋(がいせん)出場する。

帰国後、胃腸炎にかかり、22日には新型コロナウイルスのワクチンを接種するなどしたせいか、24日は予定していた練習ラウンドをキャンセル。「隔離が終わってゴルフも、ゴルフ場に来るのも久しぶりです。アマチュアとして出られることに感謝して、今の自分の100%を出したい」とコメント。予選2日間は“兄貴分”でもある金谷拓実、若手のホープ久常涼と同組でプレーする。