女子ゴルフの国内メジャー今季初戦、ワールド・サロンパス・カップ(5月2日開幕、茨城GC東コース)を控え、勝みなみ(25=明治安田)が30日、公式会見に臨んだ。

本格参戦2年目の米女子ツアーでは今季好調。4月のTモバイル・マッチプレーは準々決勝まで進み、メジャー大会のシェブロン選手権では9位に入った。「調子自体はだんだんと良くなってきているかな」とうなずく。キャディーとコミュニケーションを取りながら、それぞれのコースに応じた攻め方ができていると自己分析。「イメージ通り打てる球が増えたことが、成績に一番つながっている」とうなずく。

1週間前に帰国したあとは、心身の疲労を取ることを最重視。海外では利用しづらい美容院に足を運ぶなど、「お肌のお手入れ」も含めてリフレッシュした。

プロ野球阪神の大ファンとしても知られる。24日には雨の中で横浜スタジアムでDeNA-阪神を観戦。ひいきチームが9回に逆転勝ちし、「最後まで何が起こるかわからない試合展開は、ゴルフにも重なる部分があると思った」と刺激を受けた。

アマチュア時代を含めてツアー8勝も、22年10月の日本女子オープンを最後に白星から遠ざかっている。「どの大会も、出るからには“アレ”を目指したいという感じでやっている。今回もぜひ“アレ”を」。セリーグ首位を快走中のタイガースにあやかり、約1年半ぶりの勝利をつかみとる。