日本ツアー参戦4年目のスコット・ビンセント(30=ジンバブエ)が、7打差逆転で同ツアー3勝目を挙げた。7打差11位からスタートし、1イーグル、5バーディーの65をマークして通算12アンダー。アンソニー・クウェイルとのプレーオフに持ち込み、クウェイルがボギーとした2ホール目のパーセーブで勝利を手にした。
「今日は自分のベストと言っていいパフォーマンスはできた。それでも、7打差もあったのに、プレーオフに持ち込めたことに驚いたし、優勝できたことも驚きです」。2番のイーグルはグリーン左ラフから8ヤードをチップイン。プレーオフは1ホール目に持ち球フェードが捕まってしまい、ドライバーショットを左の池に打ち込みながら、ナイス・パーをセーブ。随所で勝負強さを見せつけた。
昨季まで帯同キャディーとして一緒に転戦していた妻ケルシーさんが4月5日に長女ゾーイちゃんを出産。2人は米国コロラド州の家におり、連日朝にテレビ電話をかけているが、寂しさもある。8月日本プロ選手権頃から2人を呼び寄せ、一緒にツアー転戦できないか、医師に相談し、計画している。この日は優勝決定後に「愛してるよ。もうすぐ会えるからね」とメッセージを送った。
優勝とともに、初メジャーとなる全英切符も手にした。「子どもの頃からの夢がかなった。できればケルシー、ゾーイと一緒に行きたいね」と笑顔を見せた。
◆全英オープンの主な出場資格 ▽今大会上位4人=S・ビンセント、A・クウェイル、B・ケネディ、J・デロスサントス▽21年日本オープン優勝者=S・ノリス▽ダイヤモンド・カップ優勝者=今平周吾▽昨季日本ツアー賞金ランク上位2人=C・キム、金谷拓実▽21年アジア・パシフィックアマ優勝者=中島啓太▽今大会終了後の世界ランク50位以内=松山英樹(他資格も保持)▽日本ツアー選手権(6月5日最終日)までの賞金ランク上位1人(有資格者を除く)

