「ボンバー(爆弾)」の異名を持つ鈴木亨(56=ミズノ)が68で回り、通算11アンダー、205で今季初優勝を果たした。5バーディー、1ボキーとスコアを伸ばし、第1日から首位を守る「完全優勝」でシニアツアー6勝目を飾った。前日2位の手嶋多一は通算2アンダーの17位。賞金ランキングトップにいた藤田寛之は30位、昨年大会覇者の田村尚之は39位だった。
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鈴木は雨が降る中、最終18番のパーパットを沈めると、両手を高々と上げて今季初優勝を喜んだ。「歴史ある大会で優勝できて本当に良かった。この1勝は、今後のゴルフ人生を大きく左右する」とかみしめた。
この日は、ティーチングプロを目指す長男貴之さん(25)が応援に駆けつけた。長女は元アイドルグループ℃-uteで歌手の愛理(28)。自身と同じ道を志す長男を激励するためにも「最終日はおやじのすごさを示したい」と気合を入れていた。その言葉通り、1番からバーディーを奪うなど最終的に2位に3打差をつける快勝だった。優勝インタビューでは家族に向けて「見直したか!」と声を張り上げた。初日から首位を守り、父の威厳を示した56歳の完全優勝だった。

