今季2勝のルーキー・河本力(22=フリー)が7アンダーの首位スタートにご満悦だった。

「すごくショットが良かったです。ドライバーからウエッジまで、ほぼ思った通りの球が打てました」。平均320ヤード超の距離を誇るドライバーを握ったのは5回だけ。ツアー屈指の飛ばし屋だからこそなし得る、ロングアイアンを中心のマネジメントにウエッジ、パットもさえて8バーディーを量産した。

下半身重視のプレーが充実してきた。「地面を足の裏で『つかむ』んじゃなく『突き破る』感じで」。2週間前、スパイクの鋲(びょう)を、より刺さりやすいタイプに替えた。足元が滑りにくく、スイングは、より安定感を増した。

反省は15番のボギーだけ。ピンまで110ヤードを54度のウエッジで打ち、グリーン奥にこぼした。「ショット自体は良かったけど、調子がいいだけに錯覚した。前のめりになってました。気持ちのミス。それを明日以降、反省して生かしたい」という。大会前に掲げた「1日4アンダーペース」を、まずはクリアした。「それを続けたい」。進化を続ける“ドライビング・モンスター”は自信満々だ。