65位から出た松山英樹(32=LEXUS)は、前半9ホールを終えて3つ伸ばし、58位で後半に突入した。パー36のインコースの前半を、3バーディー、ボギーなしの33で回り、通算1アンダー。13アンダーで首位のニコ・エチャバリア(コロンビア)とは依然として12打差あり、優勝争いは厳しい展開ながら、随所で大勢のギャラリーを沸かせるプレーを披露している。
出だしの10番パー4で、幸先よくバーディーを奪った。フェアウエーからの第2打を2メートルにつけて伸ばした。さらに15番パー4も、フェアウエーからの第2打を3メートル余りにつけて2つ目のバーディー。大歓声に軽く右手を挙げて応えた。
16番パー3も、ティーショットを手前3メートルのチャンスにつけた。グリーン到達後に子どもから「頑張って」の声援が送られると、声の懸かった方向を向いてペコリと頭を下げ、ギャラリーの笑いを誘うなど、今年初の日本での試合出場で、温かな交流も挟んだ。バーディーパットは決められずにパーに終わったが、再び子どもからの「頑張れ!」の声援に、右手を帽子のつばにかけて感謝し、ギャラリーから大きな拍手が起きた。
折り返しの18番パー5は、フェアウエー真ん中からの第2打が、わずかにグリーン左にこぼれたが、飛距離は十分の豪快なショットを見せた。ウエッジで放った第3打のアプローチは寄せきれなかったが、2・5メートルのパットを沈め、3つ目のバーディーを奪って折り返した。

