竹田麗央(21=ヤマエグループHD)が米ツアーメンバーとして初優勝を果たすと同時に、同ツアー2勝目を挙げた。単独首位から出て逃げ切った。

日本国内で昨年11月に行われた日米共催ツアー、TOTOジャパンクラシックで米ツアー初優勝。同時に、25年同ツアー出場権を得た。今季から本格参戦し、わずか5戦目。日本勢のツアーメンバー初優勝は、古江彩佳の16戦目の記録を大幅に縮める“最速V”となった。

2位に2打差をつけて臨んだ最終ラウンド。1番でバーディー発進。3、4番で連続バーディーとスコアを伸ばし、2位以下の後続を序盤で一気に引き離した。第3ラウンドを終えて単独首位に浮上。「トップからのスタート、絶対に攻めていかないと追い抜かれる。ただただピンを狙う、攻めのゴルフができた」。後半も5バーディーを奪って後続を寄せ付けなかった。

ツアー開幕戦、ヒルトングランドバケーションズ・チャンピオンズではいきなり8位に入った。前週までの4戦でトップ10は2回。ツアールーキー初Vを狙えるまでに状態を徐々に上げてきていた。

昨年4月に国内ツアー初優勝。国内メジャー2勝を含む年間8勝を挙げ、年間女王に輝いた。早速、その実力を海外最高峰の米ツアーでも発揮した形だ。明日10日に帰国予定。「明日、日本に帰れる。お寿司が食べたい。シマアジが好きです」と笑顔を浮かべた。

◆竹田麗央(たけだ・りお)2003年(平15)4月2日、熊本生まれ。93、94年の賞金女王平瀬真由美の姉でプロの母哲子の影響で6歳からゴルフを始める。21年11月にプロテスト合格。持ち前の飛距離に精度が加わり、24年は初優勝を皮切りに国内4大大会のソニー日本女子プロ選手権と日本女子オープン選手権を制するなど8勝。初の年間女王に輝いた。好きなクラブはドライバーで、飛距離は250~260ヤード。家族は両親、兄、弟。好きなプロはダスティン・ジョンソン(米国)。166センチ。66キロ。