プロ14年目の小西たかのり(33=フリー)がツアー初優勝を果たした。4バーディー、1ボギーの67で回り、通算17アンダー、263。「大変うれしいです」と淡々と喜びを口にした。

初の最終日最終組。今平周吾とともに首位で出た。17番パー5でバーディーを取って、土壇場で首位だった今平に並んだ。最終18番パー4で小西がパー、今平がボギーで勝負を制した。「17番で奇跡的にバーディーを取れた。運が良かった」と振り返った。優勝インタビューでは「注目された大会の初代チャンピオンになることができて、本当にうれしいです。この1勝を励みに勝利を重ねていけるように、今シーズン努力していきたい」と話した。

松山英樹、石川遼と同じ91年度生まれ。9歳からゴルフをはじめ、中学進学後に一度クラブを置いたが、07年に石川の史上最年少Vをテレビで見て刺激を受け、再びゴルフに取り組んだ。20歳の12年にプロテストに合格。22年に初めてシードを獲得した。

開幕前に登録名を「貴紀」から「たかのり」に変更した。改名効果もあったのか、今季2戦目の序盤で悲願を達成。第3ラウンドを終えた時点で「いいところが見せられればうれしい。初優勝を目指す」と意気込んでいた。新規大会の初代王者となり、ツアーでも高額の優勝賞金4000万円をゲットした。

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