武田真弥(41)が初出場初優勝を達成した。5バーディー、3ボギーの70で回り、辻田晴也(31)とのプレーオフを制した。
近藤満広(62)がシニアトップとなり、女子は山崎晴稀(16)が優勝した。男子は20位までとシニア10位までが全日本大会(11月6~7日、兵庫・六甲国際ゴルフ倶楽部)、女子は6位までが同大会(9月30~10月1日、千葉・キングフィールズゴルフクラブ)の出場権を獲得した。
◇ ◇ ◇
プレーオフ(PO)2ホール目で約3メートルのパーパットを沈めた瞬間、武田は充実感をかみしめるように大きく深呼吸した。「今日はパターがよく入ってくれた。(POは)初めてで、こういう大会で優勝するのも初。良かったです」。人生初POにも動じることなく初Vを手にした。
ゴルフを本格的に始めたのは25歳。高知高~大産大ではサッカー部に所属し、ボランチやトップ下としてプレー。現在も社会人リーグで汗を流すという“二刀流”が、ゴルフでも実力を存分に発揮した。
ホールアウト時点で「今だけだから」と自身が首位の順位ボードを記念撮影しながら、最後までその位置を守った41歳は、全国大会に向けて「中四国の代表として恥じないプレーをしたい」と意気込んだ。【永田淳】
◆武田真弥(たけだ・まさや) 1983年(昭58)10月19日生まれ、高知県出身。大学までサッカー部で、卒業後に本格的にゴルフを始めた。現在は高知でゴルフ練習場を経営。
○…近藤がシニアのトップに立った。2バーディー、2ボギーの72、全体でも3位のスコアに「ショットが安定して、大きく飛び出すことがなくて、アプローチも寄ってくれた」と手応え。よく知るホームコースでの開催に「失敗しがちなポイントが分かるのは大きかった」と好スコアの要因を語った。
辻田晴(プレーオフの末に2位)「最後のパットは自分が狙った形では打つことができた。結果は仕方ない」
○…香川西高の山崎が、女子部を制した。3バーディー、ノーボギーの69で回って初優勝。「去年はパターが入らなくて、バーディーをあまり取れなかった。今日は試合でのベスト記録で勝ててうれしい」と振り返った。岡山出身で、ゴルフに力を入れるために香川にやってきた。「いい環境で、走って練習場まで行く厳しさもある」という中で成長を実感。今回の優勝をさらなる飛躍につなげる。

