8位から出たツアー通算21勝の鈴木愛(31=セールスフォース)が、首位と1打差の2位に浮上した。5バーディー、2ボギーの69と3つ伸ばして回り、通算5アンダー、139。6アンダーで首位の穴井詩に次ぐ、好位置につけた。

出だしの1番パー4は、手痛いボギー発進だった。8メートルのバーディーパットが1メートルオーバー。返しのパーパットを外し、3パットで落とした。それでも2番から8番はパーを並べると、9番パー5からは3連続バーディー。9番は第3打を1メートル、10番パー4は第2打を2メートル、11番パー5は第3打を3メートルにつけて伸ばした。12番をボギーとしたが、勢いは衰えず、13番パー5は、第3打を60センチにピタリとつけて4つ目のバーディー。16番パー3は、パットの名手が本領発揮の8メートルを沈めて伸ばした。

「すごくショットが安定している。気持ち良くドライバーを打てている分(第2打で)フェアウエーから打てる回数が多い。例年よりは、チャンスにつける回数は多い」と、手応えを口にした。ただ「この2カ月ぐらい、ずっと調子が悪かった。少しは来年に向けて兆しが見えたら」と、絶好調という感覚ではない様子。「この調子の中で優勝できるほど甘くないコース」と、浮かれた様子がないどころか、現在のツアーメンバーでは、誰よりも勝ち方を知るだけに、一段と気を引き締めた。

「あまり、その地方の名物とかは食べないんですよね」という鈴木が、宮崎では楽しみにしていた食べ物があった。それが、宮崎牛を使った「牛ひつまぶし」で「最高です」と、うなった。すでに1年間、楽しみにしていた逸品を食べ、エネルギーチャージも完了。16年の日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯以来、9年ぶりの国内メジャー優勝に向けて、無欲で自然体のまま状態を上向きにしていくつもりだ。

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