ツアー通算1勝で、単独首位から出た永井花奈(28=ServiceNow)は、4つ伸ばして通算9アンダーでホールアウトした。7バーディー、3ボギーの68。14ホールを終えて9つ伸ばしてラウンド中の佐久間朱莉に、首位の座を譲る形となったが、ホールアウトからほどなくの状態で1打差の2位。8アンダーで3位の菅楓華と小林光希を1打リードしている。
インコースの前半は、3連続バーディーと、絶好のスタートを切った。出だしの10番パー4は、第2打をピン左奥7メートルにつけると、これを決めた。11番パー5は、第2打を花道右のラフに入れたが、第3打をフワリと浮かせたアプローチで右奥4メートルにつけて連続バーディー。12番パー4は、フェアウエーからの第2打をピン手前4メートルにつけて、3連続バーディーを完成させた。
14番パー4では最初のボギーをたたいた。第2打はグリーンを転がり落ち、後方のカラーで止まった。急な上りを伴う、ピンまで7メートルの第3打はパターで打ったが、ピンを2・5メートルオーバーした。パーパットを決められずにスコアを落とすと、続く15番パー4は、2・5メートルのバーディーパットがカップに蹴られ、スタート当初の勢いは止まった形となった。17番パー4では、ティーショットを右ラフに外し、2オンしたものの、ピン手前10メートルの第3打から痛恨の3パット。1メートルのパーパットを外し、肩を落とした。インスタートの2組目から出て、一時は2位に4打差をつけていたが、2打差で折り返した。
ただ、間を置いて再開した後半も、好発進した。1、2番で連続バーディー。伸ばしたいパー5の4番で痛恨のボギーをたたいたが、悪い流れに引きずり込まれることはなかった。7、8番で再び連続バーディー。8番パー3は、15メートルのロングパットを沈めた。
ホールアウト後は「自分でもビックリ。スタート前は『これで予選落ちしたら恥ずかしいな』と思っていたんですけど、最初の3連続(バーディー)で落ち着きました」と、笑顔で振り返った。「前はラウンドの流れを重視しすぎていて、1打1打に集中できていなかった。今は、当たり前のことですが、より1打1打に集中できているのが、ボギーを打っても引きずらない、といったことにつながっている思う」と、好調の要因を自己分析。「こんなところで回れると思わなかった。フェアウエーキープも14分の12回で、いい感じでした。パットのタッチは昨日も今日もいい」。手応え十分で、残り2日間に臨む。

