初出場の山形南が、最後にドラマを見せた。前半から力の差を見せつけられ、後半30分の時点で0-90と大敗が濃厚。しかし、あきらめなかった。ゴールライン手前からラックを繰り返し、泥臭く、縦へ、縦へと進んでいく。天理(奈良)の守備に防がれながらも約5分間アタックし続け、最後はプロップ吉田幸平(2年)がトライ。「自分が何をやったかよく分からなかった。みんなにたたかれて、実感が湧きました。自分だけじゃなく、みんなで取ったトライです!」と喜んだ。コンバージョンゴールも成功させて、7点を返した。

 山形県勢としては第91回大会以来4大会ぶりの得点となり、8000人の観客から大歓声を浴びた。