女子は金蘭会(大阪)が全国総体優勝の東九州龍谷(大分)にストレート勝ちし、3大会ぶり2度目の優勝を決めた。

 金蘭会は1年生アタッカー宮部愛芽世(あめぜ)が姉に並んだ。アタック、ブロックで12得点と3大会ぶり優勝の原動力になったが、前回優勝時の1年生エースが姉の藍梨(神戸親和女大)だった。客席で応援した姉に「やりました~」と笑顔で勝利を報告。ナイジェリア生まれの父と日本人の母を持つホープは「1、2年生が多いチームなので来年も日本一に」と、姉を超える春高連覇を目指す。