今季からシニアに舞台を移した山下真瑚(15=愛知・中京大中京高)が66・30点の3位につけ、堂々のグランプリ(GP)シリーズデビューを果たした。

首位はトリプルアクセル(3回転半)を成功させ、74・22点のトゥクタミシェワ(ロシア)。18年世界選手権2位の樋口新葉(17=東京・開智日本橋学園高)が66・51点で2位、松田悠良(20=中京大)は53・35点の10位。平昌五輪銀メダルのメドベージェワ(ロシア)も60・83点の7位と出遅れた。

山下は冒頭に高さのあるルッツ-トーループの連続3回転ジャンプを成功。ダブルアクセル(2回転半)でも加点を導いた。演技後半の3回転フリップはエッジの使い方にミスがあったが、「セビリアの理髪師」の明るい音楽に乗り、滑りながら笑顔を見せるシーンも多かった。

「キス・アンド・クライ」では何度もうなずきながら、得点を確認。平昌五輪男子銀メダルの宇野昌磨と同門で、3月に行われた世界ジュニア選手権3位の有望株が、大舞台で存在感を示した。