昭和学院(千葉)が70-66で津幡(石川)を下して3位になった。相手の速攻と堅守に手を焼き、一時は最大18点差をつけられる劣勢に立たされたが、あきらめなかった。

第3クオーター(Q)途中からエース星杏璃(3年)の連続ゴールなどで徐々に巻き返し、第4Q残り3分でついに逆転。最後は大竹優香子(3年)と星の追加点で突き放し、逃げ切った。

星は今大会、個人通算記録の得点(97=5位)、アシスト(32=1位)、リバウンド数(45=8位)でトップ10入り。前日27日の準決勝で敗れた後は落ち込み、悔し涙を流したが「最後の試合で勝ててよかった。銅メダルだけど、持ち帰れてうれしい」と笑顔でコートを後にした。