バレーボール全国6人制総合男女優勝大会東部決勝リーグは24日、札幌・東海大札幌体育館で行われた。

来季からVリーグ男子3部に参入するサフィルヴァ北海道が2戦して1勝1敗、リーグ戦6勝2敗で準優勝。東西の上位2チームで争うグランドチャンピオンマッチ(3月9日、大阪)に初めて進出した。

第1試合で三菱UFJ銀行を3-2で下し、第2試合は千葉に2-3で惜敗。ともにフルセットにもつれ込んだ。青島賢司主将(30)は「まだ若いチーム。優勝できず、甘さや未熟さを感じるが、去年3位から順位を上げファイナル進出がかなったことは素直に喜びたい」と話した。

16年に総合スポーツクラブ、サフィルヴァ北海道のバレーボール部門として創設。昨年10月、各種大会の成績などでVリーグ参入が承認された。当初3人から、現在は23~38歳の22人が在籍する。職種は約半数が小中学校の教諭。練習時間は限られるが、エース河西智洋(27)は「課題はたくさんあるが、その分やりがいもある」。実業団、クラブの日本一を決めるファイナルへ、青島主将は「関西の強豪とぶつかって、チームが全国でどの位置にいるか確かめたい」と気持ちを高ぶらせた。【奥村晶治】