萩野が新ルーティン、発案者は「食堂のおばちゃん」

<競泳:東京都シニア冬季公認記録会>◇第1日◇7日◇東京辰巳国際水泳場(25メートルプール)◇男子200メートル平泳ぎ決勝ほか

復活のかぎは、耳かも!? 競泳男子の萩野公介(25=ブリヂストン)が、新しいルーティンを取り入れた。

7日、都内で今年最後の大会となる東京都シニア冬季公認記録会第1日に出場。練習の一環で短水路(25メートルプール)を泳いで、200メートル平泳ぎで2分8秒77、同バタフライで1分54秒。「レースで1本1本集中していく。その中で得られるものがある」と口にした。

春先の休養から復帰した8月以降は「レースでの集中」が口癖。練習内容を本番で発揮することを課題に掲げる。その方法を聞かれると「実は、耳を引っ張ると自分のやりたいことに集中できると聞いて。前に引っ張ると、泳ぐこと、技術に集中できる」。復帰後は本番前に両耳をぐいぐい引っ張っているという。スタート台に立って天井を見上げるのがいつものスタイルだが、新しい動きも加わった。

誰のアドバイスか問われると「食堂のおばちゃんです。あまり集中してない時は耳が痛い…。今日は痛かった。まあ痛くても痛くなくてもいいんですけどね」とあっけらかんと笑った。天才肌で繊細だった金メダリストだが、11月以降は物事にこだわりすぎず、明るい表情も増えてきた。8日の大会最終日は200メートル背泳ぎと同自由形に出場を予定している。【益田一弘】

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  • スタートを待つ萩野(撮影・益田一弘)