女子は5年ぶりの頂点を目指す岐阜女が桜花学園(愛知)を61-60で破り、準決勝に進んだ。第4クオーター(Q)途中までに21点差をつけられたが大逆転。東海大福岡は大阪薫英女学院に競り勝った。連覇を狙う京都精華学園、札幌山の手(北海道)はともに快勝し、4強が出そろった。
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崖っぷちの状況でも、岐阜女はあきらめなかった。大会最多24回の優勝を誇る桜花学園に対し、残り約3分半の時点で16点を追う展開。U18(18歳以下)日本代表の■野(かせの)夏海(3年)が立て続けに外角シュートを沈めて差を詰め、残り10秒で逆転。勝った瞬間、応援席からは優勝したかのような大歓声が響いた。
勝利の立役者となった身長172センチの■野は、14本中9本の3点シュートを決めるなど37得点をマーク。そのうち第4Qで25得点を挙げた。「自分のシュートタッチを信じてどんどん打つだけだった」。ミックスゾーンでは感極まり、涙を流した。
総体では優勝した京都精華学園と2回戦でぶつかり、延長の末に敗戦。その悔しさを糧に主将としてチームをけん引する。「後半に立て直せたのはみんなのメンタルの部分が大きい。夏の負けから精神面で成長している」と実感を込めた。
終盤に入っても、チームの豊富な運動量は落ちなかった。安江満夫監督は「そういう足はつくってきた」と表現。猛練習を重ねてきた選手たちをたたえた上で、「バスケットの神様が力を貸してくれた」と大逆転劇をかみしめた。【奥岡幹浩】
※■は糸ヘンに白
◆テレビ放送 男子決勝は29日午後1時からテレビ朝日系で、女子決勝は28日正午からBS朝日でともに生放送


