雨の予選となり、3号車Niterra MOTUL Z(佐々木大樹/三宅淳詞)が1分39秒460でポールポジションを獲得した。

2位には23号車MOTUL AUTECH Z(千代勝正/高星明誠)が1分39秒845で入り、3位には14号車ENEOS X PRIME GR Supra(大嶋和也/福住仁嶺)が1分39秒853で続いた。

マシンから下りた佐々木は、ポールポジションと聞かされて目から熱いものが流れた。「帰って来てポールと知って、びっくりした。無線で誰もポールだと言ってくれなくて」。23年第4戦(8月・富士)以来3度目のポールだった。

時間が経過するにつれて雨脚が強くなった。遅くなればなるほど不利になる悪コンディション。「(予選の)後半は路面が乾くって聞いてたので、アタックを後半に合わせたけど、思った以上の大雨になって、アタックタイミングに失敗したと思っていた」中、いきなりトップタイムをたたきだした。佐々木の走りを見守った三宅も「結構雨が強くなってきたんで、ミスしたかな…と思って見ていたら、めちゃくちゃセクター3が速かったのでびっくりした」と言った。

佐々木の涙にはもう1つの理由があった。今季は第5戦(8月・鈴鹿)こそ3位に入ったが、得点ランクは15チーム中13位と低迷。前戦(9月・菅生)は予選で3位に入ったが、決勝で12位に沈んだ。「ここまで苦しい思いをしてきた。自分としてもつらい時があったけど、今日ポールを取れて報われた。ミスしたと思っていた中でポールを取れたんで、明日は絶対“持ってる”自分でいられるように、チームと一緒に頑張りたい」と必勝を誓った。

三宅も思いは同じ。「今年なかなか結果が出せなかった。そんな中でポールを取れたことは、やはりチームとしてすごく意味のある結果だと思う。明日もしっかり結果につなげたい」と話した。