GT500クラスは、8号車の#8 ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GT(太田格之進/大津弘樹)が1分26秒776でポールポジションを獲得した。2位に100号車STANLEY HRC PRELUDE-GT(山本尚貴/牧野任祐)が、3位にも17号車Astemo HRC PRELUDE-GT(塚越広大/野村勇斗)が入り、今季から参戦しているプレリュードがトップ3を占めた。開幕2連勝の36号車au TOM’S GR Supra(坪井翔/山下健太)がサスセスウエートが響き11位となった。

太田の快進撃が止まらない。2週間のスーパーフォーミュラで第6、7戦と2連勝した勢いに乗り、スーパーGTでもポールポジションを獲得した。鈴木亜久里監督が「あんなに行ってコースからはみ出ちゃうんじゃないかとヒヤヒヤして見ていた」というほど攻めたタイムアタックだったが、本人はいたって冷静だった。「完璧。タイムを聞かなくても、これはいっただろうなと確信した」。2位に0秒302もの差をつける圧巻の走りだった。

今季、ホンダワークスが満を持して投入したプレリュードだったが、結果が出ない。8号車も開幕、第2戦とも11位に終わった。太田が「ポテンシャルはある」と言うマシンの風向きが変わったのは、中東情勢の影響による6月の第3戦セパン(マレーシア)の順延。レース間隔が3カ月あき、「車を全部見直せた」(鈴木監督)。太田は言う。「セッティングを含めてすべてのピースをはめ込むことができた」。

太田にとっては24年第2戦(5月富士)以来2回目のポールポジション。Q1(予選1回目)を走った大津は「乗りに乗ってる男。僕はイージーにいきます」と信頼する。2日の決勝は雨も予想される。「ロングランも良さげ。ひと晩は喜びたいですけど、満足せず明日は絶対勝ちたい。求められるものは優勝なんで」と自信を見せた。