カーリング女子で五輪2大会連続メダルの吉田知那美(35)が16日、長野・軽井沢アイスパークでユニクロドリームプロジェクトのイベントに出演した。

17日から同会場で軽井沢国際が開幕する。3月まで所属した古巣ロコ・ソラーレも出場するが、リードを務める妹の夕梨花(33)は調整のため欠場し、スキップ藤沢五月(35)ら3人体制で臨む。「日本で一番向上心があるから取った決断なのかなということで、すごくリスペクトしている」と後押しする。

夕梨花は8月の北海道内での3大会から不在。10月からの海外遠征に向けた調整のためという。休養すること、残りのメンバーで大会出場すること、どちらの選択も「リスペクトすべき決断」と支持する。

自身のYouTube動画の企画で、18年平昌&26年ミラノ・コルティナ五輪金メダルのスウェーデン代表スキップのアンナ・ハッセルボリから聞いた話を思い起こす。「アンナたちも『追われるようにシーズンを過ごすと絶対に息切れする。どうやったら世界一になれるのかを、その都度立ち止まりながら考えるのが大事』という話をしていた」と紹介する。だから「夕梨花の決断は日本では珍しいかもしれないけど、五輪でメダルを取っているチームでは当たり前にやっていたこと。誰よりも世界一を目指しているからこその決断」と言い切った。

藤沢らの思いにも寄り添う。「本当はチーム自体1回止まって考えていいところを、(既存メンバーの)さっちゃん(藤沢)と(鈴木)夕湖は止まらずにやり続けるという決断をした。それもそれですごくリスクを取ってリスペクトすべき決断」。新加入の松沢弥子(27)との実戦を重ねる場として、取り組んでいる。

軽井沢国際は各国のチーム参戦し、世界トップチームしか出場できないグランドスラムの出場権がかかる大会となる。3人体制でのロコ・ソラーレら日本勢の健闘を願い「地の利をものにして、絶対にものにして欲しい」とエールを送った。【保坂果那】