競技が本格的に始まり、柔道(視覚障害)は男子60キロ級の広瀬誠(愛知県立名古屋盲学校教)が決勝でウズベキスタン選手に一本負けしたが、銀メダルで今大会の日本勢では初めてメダルを獲得した。

 男子66キロ級の藤本聡(徳島県立徳島視覚支援学校職)は銅。女子48キロ級の半谷静香(エイベックス)は3位決定戦で敗れて5位だった。

 競泳男子100メートル背泳ぎ(知的障害)決勝で津川拓也(ANAウイングフェローズ・ヴイ王子)が1分3秒42で銅メダルに輝いた。日本のメダルは銀1、銅2の計3個。

 ゴールボール女子で2連覇を狙う日本は、1次リーグC組初戦でイスラエルと1-1で引き分けた。車いすバスケットボール男子で1次リーグA組の日本はトルコに49-65で敗れ、黒星発進。

 パワーリフティング男子49キロ級の三浦浩(東京ビッグサイト)は126キロで5位。競泳女子100メートル平泳ぎ(運動機能障害SB9)の池愛里(東京成徳大高)一ノ瀬メイ(近大)や陸上女子100メートル(脳性まひT38)の高松佑圭(堺ファインズ)は予選落ちした。

男子60キロ級決勝 銀メダルの広瀬誠(左から2人目)は表彰式で、優勝したウズベキスタン選手の右手を高々と上げる(撮影・山崎安昭)
男子60キロ級決勝 銀メダルの広瀬誠(左から2人目)は表彰式で、優勝したウズベキスタン選手の右手を高々と上げる(撮影・山崎安昭)
男子66キロ級3位決定戦 表彰式で銅メダルを手にする藤本(撮影・山崎安昭)
男子66キロ級3位決定戦 表彰式で銅メダルを手にする藤本(撮影・山崎安昭)
男子100メートル背泳ぎ(知的障害)決勝 銅メダル獲得を決め、ガッツポーズする津川拓也(共同)
男子100メートル背泳ぎ(知的障害)決勝 銅メダル獲得を決め、ガッツポーズする津川拓也(共同)