東京都の小池百合子知事(64)は18日夜(日本時間19日午前)、マラカナン競技場で行われたリオパラリンピックの閉会式で、先月の五輪に続き、「フラッグ・ハンドオーバーセレモニー」に出席した。

 五輪閉会式では、「日本の勝負服」として着物姿で臨んだが、この日は、自身の勝負カラー「百合子グリーン」の、マント風ジャケットを着用。五輪閉会式での着物と同じく、鶴の模様が描かれ、日本らしさもアピールした。

 小池氏は、国際パラリンピック(IPC)のクレイバン会長から受けたパラリンピック旗を、左右に6回振り、次期開催都市・東京をアピールした。

 五輪閉会式では雨の中の閉会式だったが、今回のハンドオーバーセレモニーの間は、雨は降らなかった。

 セレモニー後は、東京をPRするパフォーマンスが行われ、義足モデルのGIMICO、左足を切断したダンサー大前光市、視覚障がい者への理解を深める活動をする檜山晃が、ダンサーとともに、幻想的なパフォーマンスを披露した。

 終盤は、ピチカートファイブの代表曲「東京は夜の七時」が流れる中、東京パラリンピックへの期待を高めるパフォーマンスとなった。

 小池氏と、引き継がれたパラリンピック旗は、21日に帰国する予定。