ロシア・ボブスレー連盟は23日、国ぐるみのドーピング問題で個人資格の「ロシアからの五輪選手(OAR)」として出場したボブスレー女子のナジェジダ・セルゲエワがドーピング検査で陽性反応を示したと発表した。

 OARはカーリング混合ダブルス3位の男子選手がドーピング違反で成績を抹消されており、今大会2件目の薬物陽性発覚となった。

 連盟によると、18日の検査で禁止された心臓用の薬に陽性反応が出た。チーム医師はこの薬を処方していなかったとしている。13日の検査は陰性だったという。