午前中の米国戦は第1E後攻で2点をとり、主導権を握って快勝した。逆に夜のスウェーデン戦は先攻の第1Eで3点を奪われ、ワンサイドで敗れた。相手スキップのエデンにもミスがあり勝つチャンスはあったが、最終8Eで両角友がミス。ショット率(71%)が米国戦(93%)ぐらい高かったら、十分に勝つことができた試合だった。

 やはり、このレベルになると第1Eを後攻で迎えることは重要。先攻後攻を決めるのは代表者のドローショット。円の中心からの平均距離が近い方が選べる。後攻をとれないということはここで実力負けしているからだ。

 まだ3試合を残す。準決勝進出へは6勝が目安で、残り全勝が必要になる。まずは強豪のカナダに勝つこと。厳しい戦いにはなるだろうが、すでに今大会で2敗するなど勝てない相手ではない。20日のカナダ戦が大きなカギになる。(98年長野五輪スキップ)